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2007年1月9日から15日まで中国大陸を周遊してきました。
9日に香港へ入り、10日に中国の桂林へ。13日に上海へ行き、15に成田に戻ってきました。
去年の10月くらいに「冬休み取れたらどこへ行こうかな~」と考えていて、最初は雲南省行こうと思ったのです。しかしなぜだか知らないが「あ、桂林行ってみよう」と天啓のように閃きました。桂林といえば風光明媚な山水画の世界。雄大な山々に河がゆったりと流れゆくところ。う~んいいねえ!
そうなるとまずは航空券。格安航空券のホムペをチェック。私がよく利用するホームページは「トラべるこちゃん」と「ab-road」。得に後者の空席状況がオンラインで分かるところは実に使える。
ここで私は重大なことを忘れていた。
成田から桂林への直行便は無いのだ。無論乗継で行くことになる。アシアナ、香港ドラゴン航空が経由便を抱えていた。しかし高い。高いぞ。最安値でも6万円。燃料代やらナンやらでおそらく7~8万にはなってしまう。しかもマイルも貯められん。(私は頑なににスカイチーム派)
他の格安航空券のページも見たがイマイチピンと来ない。そこでノースウェストのホームページをチェックしてみた。1都市往復の正規運賃チケットはしっかり高い。上海に行くだけで往復10万 orz 。ダメ元で成田→香港 上海→成田 の周遊券をチェックしたところ。
なんと56000円!!!!しかも燃料代等々込み!!!!! キター!!!! マイルも貯まるやんけ!!!!
でも待てよ・・・。香港から桂林ってどうするの・・・? さらに桂林から上海・・・? 中国の国内線ってことだよね・・・。
とりあえず中国国内線を扱う会社を探して運賃を調べてみた。 香港→桂林、桂林→上海どちらも1万3千円くらいだった。 よぉぉーし!!! とっちまえ!!!
格安航空券のほうが安かったね。ですと?
もういいんです。ノースのホムペから座席指定だって出来るしオンラインでチェックインもできるし。何か、中国の航空会社のヒコーキ、面白そうじゃん。ええ、安全性とかそんなのはスルーです。大丈夫、私にはガーディアンエンジェルがついてるはずだ。
まずはこうして航空券を押えた私。 血液O型の旅のスタイルなんてこんなもんです・・・。
写真は私が撮ったもんじゃありませんよ。イメージです。(笑)
とりあえず書店で「地球の歩き方」を2冊買った。桂林のヤツと香港のヤツ。コレを読んで旅の妄想を膨らますのがダイスキな私。
旅先で何がしたいかをしっかり決めるのは大切なことだと思う。
買物?遺跡を見るの?自然?歴史?現地の人との交流?グルメ?
私の場合は写真を撮るのが好きなので、写真を撮って面白い場所へ行くことが重要。買物なんて全く興味ありません。現地の人々の生活をたくさん見たいな、あとは桂林の大自然をしっかり見て、せっかく中国行ったならお茶はたくさん飲みたいな、と思ってました。
さらに桂林を国際免許も無い私が見て回るのはちょっとなぁと思ったので、桂林だけは現地だけのツアーを申し込みました。中国の会社ですけどここの旅行会社はチョー親切でした。オススメっす。
http://www.chinatrip.jp/jp/index.html
そして持っていくものの準備w
・パスポート(もちろん)
・パスポートのコピーと写真を2枚(パスポート紛失時に備え)
・クレジットカード2枚(普段使う用と盗難に会った時用・JCBとVISA)
・お小遣い(香港ドルで1万円分→そんなにいらなかった。人民元で2万円分→これもそんなにいらなかった)
・日本円も5千円くらい(成田から帰る交通費)
・服(重ね着できるもの。もちろん2~3日は着回し)
・下着(洗うので3組くらい)
・常備薬(かぜ薬、頭痛薬、セイロガン糖衣・役に立った)
・ポケットティッシュ(今回は6個くらい)
・アルコールウェットティッシュ(洋式便器の便座を拭く時など)
・腰巻タイプの秘密のポケット(常に腹に巻いてました)
・充電器(変圧器とプラグはホテルにあることを確認したので)
・大き目のデパートとかで手に入る袋(お土産が増えたらこっちに入れる)
・化粧品(1泊パックをいくつかでもいいんですけど高くつくので小さい旅行パックを持っていき、最終日に捨ててくる)
・アメちゃん(現地人と交流するときに)
・小さいノートとボールペン(現地交流用、そしてボールペンは必携です。空港で大活躍)
荷物を全て揃えたところ、小さめのスーツケースの半分くらいにおさまってしまいました。
こりゃバックパックでいいんじゃないかな?
次からはバックパックにしよっと。 旅行の準備を全てそろえ空港に行く前に職場に顔出しに行ったら「荷物それだけですか!?」とマジでビビられました。
13時に仕事を切り上げ京王線に乗る。新宿から成田エクスプレスに乗るのだ。チケットは3日前に購入した。成田エクスプレスに乗るととたんにワクワクしてくる。
16:30、成田空港第一ターミナルに到着w 1月9日(火)の空港はガラガラだった。利用したのはノースウェスト航空。色々と悪い噂は聞きますが、経済的でマイルがガッポリ貯まるため嫌いじゃありません。自宅でチェックインしてきたので席はもう決まってるしw 荷物を預けて空港内をぶらぶら。まだまだ初心者トラベラーの私は空港内で両替しちゃいました。多分、レートは良くないだろう。
17:50、指定のゲートへ向う。搭乗が始まりスムーズに畿内に入れた。iPodで音楽聴きながら飛行機が飛び立つのを待つ・・・。あれ・・・?一向に飛び立たない。
すでに出発時間の17:20を過ぎている。なんだろう、遅れているお客さんでもいるのかな?
ここでアナウンス。どうやらトランジットの飛行機が遅れているようだ。これが到着し次第出発のこと。
18時になっても飛行機は飛べず、その間エコノミーのお客さんはただただ待ち続けました。ちょっとした番組見せてくれたり、ドリンクの一杯でも出てくればいいのだが所詮はエコノミー。ただ、ただただ待たされたのでしたw
このへんがノースの嫌われるゆえんなのかも知れないが。私ときたらこの時間、グースカピーと寝ていたのでした。問題無し。
18:20、トランジットのお客さんがようやく機内に入れた模様。実に1時間遅れで飛行機が滑走路に向かい始めました。しかしこの時間の成田空港は出発ラッシュ。飛ぶまでにさらに20分かかったのでしたwキィ~!! 香港チェクラップコック空港(噛むよね)に到着予定時間は11:20・・・。ぐえ。
機内食は鶏肉の入った麺でした。これ前も食べたなぁ・・・。それからコーラを二回オカワリして、日本列島の明かりを堪能しながら、最終的にはiPod聞きながらまたしてもぐーすかぴーと眠ったのでした。
「当機は間もなく香港チェクラプコック空港に到着いたします。」
このアナウンスで目が覚めた。
窓の外を見て思わず「うわあ」と小さく感嘆した。
北に九龍半島、南に香港島という図式がはっきりとわかる、光に埋め尽くされた地形が見えた。
一際高く大きく輝く「two IFC」ビル。100万ドルの夜景というベタな言葉だけれど、他に表現のしようがない美しさ。海の上には点々と、船の明かりが見えた。空の上から見ていると、そんな小さな明かりですら愛しく見える。
大きな光の集合体である都市は、なおさら。これは神様の目線なんだろうな。宇宙飛行士が地球を見下ろすと広い地球愛に目覚めると言うし・・。
とか言って感激しているうちに飛行機は着陸していった。ふあ~~~着いた~~~~。
飛行機降りてイミグレへ歩いていく。でけぇ空港だなぁ。てか、ホテルへ向うバスの最終は12:04。今は現地時間で11時20分。焦る焦る。
イミグレーションは何とも言えない、開放的な雰囲気だった。成田の緊張感、中国での恐怖感、アメリカでのムカムカ感、そんな負の感情は全く湧いてこない。何かガヤガヤしてるし、係員の人の対応も柔らかい。香港を拠点にしてアジア各国、欧州、太平洋の島々へ出かけていく人の気持ちがわかる気がした。入国スタンプをピコッと押して貰って荷物をピックアップ!
ちょっとはや歩きしながら空港内のコンビニへ。なんと7イレブンがあった。なぜかとゆーとここで小銭をゲットするためだ。海外のバスはご他聞に洩れずつり銭がもらえない。エアポートバスですら侮れない。
というわけでコンビニでミネラルウォーターとお菓子を購入。日本のお菓子が多かった。初買物でちょっと緊張したが 無事購入。さてバス亭へ行け!!!
エアポートバス乗り場はすぐに見つかった。何とか10分前にバスターミナルへ来られた。ふう。
私の泊まるホテルは「ノボテル・センチュリー・ハーバービュー」。香港島の上環にある。不安だったのは「地球の歩き方」に地図が無かったこと。住所しか知らん。でもエアポートバスで行けると書いてあったのでそれを信じた。A-12というバス停でバスを待つ・・・。
上環行きのバスがやってきた。乗る。コワモテの運転手さんが私を見る。
「このバスはノボテルセンチュリーハーバービューホテル行きますか?」(英語)
しかし、運転手さんは英語ダメだった。
「このバスはノボテルセンチュリーハーバービューホテル行きますか?」(中国語)
クソ~~~!!!広東語じゃないとダメかぁ~~~!!! とりあえず後ろに並んでいた人々をバスの中へ先に通す。深夜だというのにたくさんの人がバスに乗る。全員乗り終わったところで私は「地球の歩き方」を取り出し、地図でここだと指差す。
オジサンは難しい顔をしながら地図を覗き込む。バスはとっくに出発時刻を過ぎたハズだ。うえええ!!!
しかし誰一人、嫌な顔もせず、文句も言わずに待っていてくれるではないか。そのうちオジサンは地図上の一つの箇所を指差した。「香港大学!」 そう、香港大学がホテルに近かった。(といっても歩くと遠いんだけど)
「ああ、ここなら近くを通るよ」(と、言った気がした)とオジサンはニッコリ。そして「45香港ドルね」
はいはいわかりました、45ドルね・・・・・。ん・・・・??
ちーん。
残念、終了、ゲームオーバー。
なんとコンビニのお釣りで貰ったお釣りは20ドル札が3枚だったのだ。お釣りの出ないこのバスで45ドル払うとしたらこの3枚の20ドル札全て払わないといけない。つまり15ドルを諦めなくてはならないのだ。日本で言うなら全部2千円札だったから1500円諦めなくてはいけないという状態ね。
うえええええ!!!!
残念ながらこういう場合の英語も中国語も浮かんでこない。浮かんだところでオジサンには伝わらない。仕方無いので私は20ドル札を3枚出してオジサンに見せた。オジサンは首を振っていたが、やがて意味がわかったようでそれをそのまま料金箱に入れなさい、という諦めの感じで促した。
そんなのとき。
一人の女性が、何か言いながら近づいてきた。
何だろうと思って見ていると、なんとその女性、自分の財布から5ドルを取り出して私に渡したのだ。
彼女は広東語で何か言っている。私がそんなのもらえないという顔と5ドルを返そうとしたが彼女は受け取らず「いいから、いいから」と言ったようだった。
「多謝」
だけ言えたし伝わった。私が彼女にあげられるものなど何もないのに。彼女はニコニコ笑ってバスの二階席へ上がってしまった。
私はその5ドルを使ってきっちり45ドル払った。扉がやっと閉まってバスは走り始めた。
何だか心臓がドキドキしている。
他の待ってくれた人たちにも謝りたかった。でもそうする勇気が無い自分が情けなかったなぁ。
私はまた「多謝」と言ってバスを降りた。え、どっちに歩くの?ホテルの地図が分かりにくく私はとりあえず道路の表示があるところまで歩こうとした。するとオジサンがクラクションを鳴らした。全然違う方向に歩いたらしい。あっちだよ、とおじさんが指差してくれるのが見えた。
暗い道沿いをトラム(2階建て路面電車)が走っていく。日本出資のコンビニの明かりだけがほっとさせる。
適当に歩いていると、何と奇跡的にホテルに辿り着いた。
砂漠の真ん中でいきなりオアシスを見つけたような気分だった。フロントの人も優しく温かく迎えてくれた。時計の針はすでに深夜1時半を回っていた。
・・・・・危なかった・・・・・。
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いい年した女が一人で旅する方法とは!?
写真を中心に細かくご紹介しようと思います。
ちなみに風托付とは中国語で「風任せ」という意味です。