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船の後ろがキッチンになっています。このプランには昼食がついてくるんですね~。基本の材料以外は小船で乗りつける漁師から材料を買います。
私は茨城から来たというオッチャンたちと一緒に食事しました。ええ、もちろん一人で。オッチャンからすれば私は小娘同然なので、別料金の川エビのから揚げやスッポンなどタダで食べちゃいました。オッチャンは船内の給仕のお姉さんにしきりにバイアグラ勧められてました。しかも結局買ってるし。あ~あ。
窓の外では付近の子供たちが船で土産物を売りにきます。「千円!千円!」彼らが知っている唯一の日本語は「千円」。別に買いたくなるような素晴らしい品物でもない。彼らから土産物を買う理由は哀れみでしかない。
どこの国でも同じだけど、施しが出来ないないなら相手してはいけないのだ。完全無視を貫いてデッキに上がる。下手に「買わない」「不要(いらない)」なんていおうものなら相手に付け入る隙を与えるだけである。
私は何故この景色に魅せられているんだろう。
周りを見ても乗り合わせている人は年配の方ばかりだ。あんまり若い人が来るところじゃないらしい。
日本を出る前に母親と話した。
「桂林いいねぇ。お父さんが一番行きたい場所だったんだよ。」
と言われた。
私の父は6年前に他界した。中国大陸にロマンを感じ思いを馳せた人だった。私が幼い頃から父と二人でNHKのシルクロード見たり、人形劇の「三国志」ダイスキだったものだから父は相当嬉しかったらしい。照れくさいけれどもいつか二人で中国行きたいね、なんて言っていた。
父は仕事で香港に行ったことはあったけれども、桂林、敦煌どころか、北京にも上海もにも行かないまま52歳で他界した。
スピリチュアルな話をするわけじゃないけれども、私がこの旅に桂林を選んだのはひょっとしたら父が導いてくれたからなのかなと思っている。この風景を、景色を、中国ダイスキな変な娘に俺に代わって見といてくれよ。そう言っている気がしてならないのだ。
魂さすらう大陸、というブログタイトルはそんな気持ちで決めたんだ。
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いい年した女が一人で旅する方法とは!?
写真を中心に細かくご紹介しようと思います。
ちなみに風托付とは中国語で「風任せ」という意味です。