[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
人が気持ちよ~く寝ていたのいうのに・・・ ドンドン。 ん~何か聞こえるような・・・ ドンドンドンッ!! ん~?(耳栓してるからよく聞こえない) ドンッ!ガスッ!ボゴッ! むにゃ??
ドギャッ!ドギャッ!バギッ!!
!!!??? さすがに飛び起きるはルームメイトたち。私も飛び起きる。どうやらキーカードを部屋に置いたまま外出した女の子たちが部屋に入れなくてドアを叩いてるらしい。一人がベッドを出てドアを開けると悪びれもせずに「Thanks」と言っただけで女の子が二人部屋に入れた。全く人騒がせな・・・。ドア壊れるがな。通路の明かりが射し込んでくる。時計を見ると夜中の2時半だった。通路に置かれたテーブルでは男の子達が音楽聴きながらへたくそなラップを歌ってるし。本当に耳栓持ってきてよかったわ。おかげさまで下手ラップ攻撃にもダメージを受けることなく再び夢の世界へ。これもまたドミトリー泊の醍醐味ね・・・。
朝は7時に起床。朝ごはんは昨日買ったパンケーキとカフェオレ。せっかくなのでパティオで食べる。他のパッカーたちも思い思いに朝食をとっている。フルーツだけを黙々と食べる者、朝からステーキを食べる者、1ガロンの牛乳をたっぷりと飲む者。みんなどこへ行くのかな。隣のテーブルの40くらいのオジサンたちの会話が聞こえてくる。「今日はどこへ行くんだ?」「今日はテーブルランドへ行くつもり。」「そりゃいいね。」
英語の会話も少し慣れてきたな。
陽射しが気持ちいい。この中庭で本を読んだりすると中々気分が良かった。昨夜はヘコんでましたが今朝は元気になってきた。というより慣れてきた?
8:00am、YHAの玄関先に座ってボーッとしているとツアー会社がピックアップに来てくれた。私が参加するのはディープシー・ダイバーズデンの主催する「シークエスト」。ダイビングはしないので115ドル。YHAからは他に白人の女の子が一人と日本人の女の子が二人参加した。シャトルでひとまずシェラトンホテルの裏手にあるリーフフリートターミナルへ。ここでチェックインし、世界遺産の海を守るための環境保護料を支払う。
ここからの写真はデジカメ撮影じゃないんで画質粗いよ。
港はこんな感じ。たくさんのヨットやクルーザーが停泊している。というか、この曇り空が気になる・・・。私は晴れ女なので心配は無いと思うが・・・。
30分後に乗船開始。20人ほどの参加者のほとんどはなんと日本人。ほかにはオージー家族、チャイナ系のカップルでクルーが苦笑しながら「今日は日本人Dayね」と言っていた。クルーの中にも日本人が3人ほどいたので言葉で困ることは無かった。
クルーの紹介と船内での注意点を説明される。ここの船長はなんと女性の方。いかにも~っていう立派なオージー体格の逞しいお姉さまだ。体験ダイビングを担当する日本人の女性クルーが二人、シュノーケリングツアーのガイドのジャック(ほとんどこの人と一緒に行動した)、あとは写真担当の人とかドリンクサービスしてくれる女の子たちとか、クルーに女性が多かった。
船内の使い方と注意点の説明を受けると船はいよいよ出発。注意点の中で特に強調されたのは「船酔い」について。一応あらかじめ酔い止めは飲んでいたのだけれど、割と気休めに近いようだ。
船酔いをしないための心得は
・水をたくさん飲むこと
・閉鎖空間、とくにトイレに長居しないこと
・そしてとにかくハッピーな気持ちになること!!テンションあげて人生の最も楽しい思い出を考えること!
だそうだ。
湾を出るとすぐに体験ダイビング参加者(私以外全員)はブリーフィングをはじめた。仕方ないので私はコーヒーを持ってカタマランの後部デッキへ出た。
ケアンズの港が小さくなったころ、うおおおおう、カタマランが物凄いスピード出し始めた!!そりゃそうだ、これは高速船、時速80キロで波の上をガシガシ進む。というか波のうねりが結構すごい!コーヒーがこぼれる!というか立っていられない!
揺れる船内で無理無理撮影。飛んでくる波飛沫もハンパでは無い! ちょっとジェットジースター感覚だったので私は一人でテンションあがっていた。うわーすげーうわーすげー!! 空にもちょっと青空が。沖まで出ると案外晴れていたりするようなので期待できそう。
と、一人女の子が出てきた。顔が真っ青。スピードがあがってまだ5分もたっていないのだが早速船酔いのようだ。手には愛のエチケット袋とお水。話しかけたら悪いかな?と思ったけれど放ってもおけないので「大丈夫?」と声かける。「いや~さっそく酔っちゃいましたぁ・・・」気が紛れるだろうと思い言葉を交わしていると、なんと次々と船酔い患者が外へ出てくるではないか。あっという間に後部デッキは船酔い患者で埋め尽くされてしまった。
しかしクルーたちも慣れたものでせっせと船酔いのお世話をしている。そんな中で私だけがケロッとしていた。
なんだろう・・・私って、悩みとか無いのかな・・。
まだ出発して10分くらいだけれど、アウターリーフに出るまでまだ1時間近くあるのだ。みんなかわいそう。体験ダイビング参加者はほぼ全滅なのでシュノーケル参加者の私一人のブリーフィングがはじまる。内容は主に機材の使い方や海の中で何か起こったときの対処の仕方など。ぶっちゃけ私は足のつかない海で泳いだ経験が無いのでよくよく話を聞いておいた。
ちなみに私たちが目指すリーフはこちら
ケアンズの街から北東へ。ほぼ外洋に面しているサクソンリーフとノーマンリーフ。ほかにもこんなにたくさんの珊瑚礁。すごいです。
船内でドリンクをサーブしている日本人の女の子二人はワーキングホリデーできている子達だった。私が東京のスターバックスで働いているという話をすると二人はスタバの味を懐かしがった。ケアンズにはスターバックス無いもんね。二人は年内には日本へ帰るらしい。青春時代にこんな貴重な体験をしている二人がちょっと羨ましかった。
やがてカタマランは一つ目のポイント、サクソンリーフへ到着。ここまで来ると聞こえるのは波の音だけ。でも船の揺れは停泊しても結構ある。ちょっと波があるようだ。
物凄い美しいリーフなんだけれど私の写真の技術が無さすぎて良い写真は撮れず。でも深い青に瑪瑙色のコントラストを描く珊瑚礁の美しさ、本当に息を呑んでしまった。
「よしノリコ、ウェットスーツに着替えておいで!!」
シュノーケリングツアーのガイドはいかにも「海の男!!」って感じのオージー、ジャックさん。中々のロマンスグレーでカッコイイ!! 私と一緒にツアーに参加するのは船酔いで最も被害甚大だったオージー家族。ウェットスーツに着替えたらなぜか全員元気回復していた。私も悪戦苦闘しながらなんとかウェットを着込み、船尾へゆく。
「オーケーノリコ、カモンッ!」
他のオージー家族はみんな元気に海へ飛び込む。ビーチエントリーしか体験したこと無い私は
「え。。。ちょっ、ちょっ待ってwwww」
なんだか焦ってきた。みんなが飛び込む海の色は青い。底なんか見えやしない。さらに体験ダイビング連中が静かにエントリーしてゆくのが見える。彼らの頭は完璧に水面下に沈みそして・・・空気の泡だけを残して海底へと消えていった。
え、深い。深いねここ。どんだけ?どんだけ深いの?私、ちゃんと泳げるの?
「ヘーイノリコ~カモ~ン、ノーウォーリ~!」
ジャックが呼んでいる。
行くか、行くしかないよね。行け!行くんだ!
そしてドボーンと思い切って飛び込んだ!!
しかし緊張のあまりマスクとシュノーケルを手で押えることを忘れた私。飛び込んだ瞬間に見事にマスクはズルリ。シュノーケルも口から外れ、それと同時に波がザパーッと頭上を通過。お約束どおり私は思わず海水を吸引。いきなりパニック。しかもくるぢい!!!
すぐにジャックが私のそばにスイーッとやってきてフロートの上にひょいっと乗せてくれた。うぇぇぇ、サンキュージャック。ありがとう、好き。
ゲホゲホと咳き込む間にも波がジャンジャン襲ってくる。さっさとシュノーケルを咥えなおさなくてはまた海水を飲んでしまいそうだ。必死でシュノーケルを口に入れ、歯でしっかり固定。マスクも付け直して一安心。でもすっかり心がビビッた私。一度船に戻って仕切りなおしたい気持ちだったけれどジャックは構わずレッツゴ~!フロートに私をのっけたままグイグイ引っ張って泳ぎ始めた。ふひーーーん。
足の下は当たり前だけれど固体の感触は無い。見た目はどこまでも深いブルー。私はなぜだかその時、水を飲んだ恐怖のあまりまるで自分の足の下は8000メートルのマリアナ海溝なんじゃないかという気にさえなった。水面に顔付けた瞬間、海の女神カリプソにマリアナ海溝の底に引きずり込まれるんじゃないかという妄想まで湧いてくる。(今思えばアホくさい話)
ジャックは構わず私を引っ張りつづける。ほかのオージー家族はジャックの話を聞きながら海の中を堪能している。くそ・・・このままでは私は怖気づいたチキンジャパニーズになってしまう・・・。そんなのは嫌だ・・・てか、せっかくの世界遺産の海なのにもっと楽しまないでどうする!! ウェットスーツも着てるしジャックもいるし、溺れて死ぬわけないだろう!! ということでがんばってオイヤッと水面に顔を沈めてみた。
深い青。 どこまでも深い、切ないほど深い青・・・・
プハッ。思わず水面に顔をあげる。 うわぁーーーすげー深かった。なんだあれ。どうなってんだ?? もう一度覗いてみる・・・。今度はあたりを見回してみる。カタマランの船体が右に見え、その側を体験ダイバーたちがゆっくりと通り過ぎていった。左には・・・うわーーー珊瑚の山だ!! ここは深いドロップオフになっているのだ。(だから船が停泊できるんだよね・・はは) 底はわからないが私たちはまさに珊瑚の尾根に沿って泳いでいたのだ。
見渡す限りの珊瑚、珊瑚珊瑚!! そして名前もわからないカラフルな魚たち。優雅で優美で、そのスケールの大きさに私は・・・私は・・・・
いきなり現実に戻りますが、このサクソンリーフでの記憶ほとんど無いんです。よっぽど感動したんだと思います。GBRの海水があまりにもしょっぱかったこと、波が高かったこと、そして海が青くて珊瑚がギッシリだったこと。。。なんかもうすべてが怒涛のように押し寄せ、自分の今までの経験や感動の範疇を超えた世界がそこにありました。おかげで写真を撮るという気持ちにもなれず、心に焼き付ける余裕もなく、ただその美しい世界をスコールのように浴びるだけ浴びた、という感じでした。
まさに洗礼。ほとんど記憶もないんですけど、ただ「海が私を受け入れてくれた」という心細いけど確かな感情だけが生れたのでした。
そんなわけのわからないまま、一度目のポイントから撤収。私はポーッとしたまま船にあがり、ウェットスーツを脱いでシャワーを浴びた。まだ自分に何が起こったかわからない感じ。そしてそのままとりあえずランチを食べる。ビュッフェスタイルのそれはちょっと冷めてて残念だったけれど、陸にいる安心感に満ちていた。フルーツとコーヒーが美味しかった。
ランチのあとは二つ目のポイントに移動。
15分ほど船に揺られ、辿り着いたポイントはノーマンリーフのタートルベィというところ。名前のとおり、ウミガメがたくさん見られるポイントらしい。
ランチを取って体が温まり、心もすっかり落ち着いた。今回はしっかり楽しまないとね。再びウェットスーツをビチビチと着込む。午後のダイブにはジャックがほかのツアーのガイドをするため、私は一人で泳がなくてはならないようだ。オージーかあちゃんが一緒に泳ぐというので二人で海にエントリーした。
今回はちゃんとエントリーできたよ。
私の下を体験ダイビング参加者たちがこれまたリーフを目指して泳いでいる。彼らが吐き出す空気の泡がすごくキレイだ。彼らまでの距離は6メートルくらい。そこまで潜ってみたい衝動にかられる。
スイーッと泳いでゆくのはクルーのユキさん。流石だなぁ。手に何か持ってるみたいなんだけど・・・・タコ?
リーフはまさに目の前に切立つ岩山。すべて珊瑚が積み重なってできている。ここまで成長するのに何千年何万年かかったんだろう。複雑な造型をして静かに生きている珊瑚。地球をどんなふうに見守っているんだろう。12月の満月の夜には一斉に産卵をはじめるという。これは本当に素晴らしい光景だろうなぁ。
珊瑚の山が眼下に広がる。
リーフの上を泳いでいると急に浅瀬になる。そこは魚たちの天国。色彩鮮やかな南国の魚たちがいっぱいだ。優雅で生き生きしていて本当にキレイだ。特に私の目を楽しませてくれたのはパローフィッシュ。口の形がオウムにそっくりなのでこの名前がついている。青いボディーが素敵。
こいつは珊瑚の柔らかい部分を食べるとの事。魚にあるまじき逆立ちで一生懸命珊瑚をかじっておりました。だから唇がオウムみたいな形なんだね。
夢中になって泳いでいたら珊瑚に太ももを擦ってしまった。珊瑚のゴツゴツは鋭くて硬いのでこんな怪我はよくあるらしい。ウェットやラッシュガードで皮膚を保護するのは大切なのね。
30分ほど泳ぎ回っていると、ふと声をかけられた。
「ハイ ノリコ!やってるな!」
おお~~~ジャックさんだ。他のツアーのガイドが終わったらしい。「亀は見た?」と聞かれたので「いや、全然見てない」という。「よし、俺についてこい!」いや~頼もしいですジャック。そして泳ぐの早いですジャック。一生懸命ついていくとドロップオフに突入。水深は10mくらい。ジャック曰く、亀は肺呼吸をするから30~40分に一度は呼吸をしに水面へあがってくるんだそうだ。注意深くあたりを見回していると・・・
「Look!」
ジャックが声をかけるほうを見ると・・・・
うぉぉぉぉ~~~~亀だ!!
亀はまさに呼吸をしに水面へ出ようとしている。亀のほうに向って泳ぐわたしたち。オージー母さんもいっしょ。ふんわりとゆったりとヒレを動かすその姿。なんて、なんて美しいんだ!!
ウルトラスーパーベストショットが撮れました!!
流石に亀に掴まって泳ぐというところまではいけなかったけれど感動!! 思慮深げな顔つきがいいね、亀って。
直後、ジャックがまさにジャックナイフで深く潜る。何かを見つけたみたい。すごいなぁあっという間に海底までまるで空を飛ぶように潜行するんだな。手に何かをもって再び浮上。手にはお椀を伏せたような形の珊瑚。大きさもちょうどお椀くらい。
「ノリコ、珊瑚を持ってごらん。珊瑚ってとっても重いんだよ。」
確かにそれはずっしりと確かな重みをもっていた。
まさに数千年分の重さだった。
帰りのカタマランの中では、ほとんどの人が桃源郷を見た後の顔をしていた。(船酔いで苦しむ人が半数だったけどね)
ダイビングの疲労もあるだろうけれど、海での体験を噛み締めるようにして過ごした。
私もまた同じ思いでずっと水平線を見つめていた。あれほど壮大で美しい世界が存在していることを知ることができた。「知ることができた」自分への祝福と感謝で私は満ち足りた気持ちでいっぱいだった。
そんなこんなで帰り道はあっという間にケアンズに到着。クルー達とハグして別れ、(ジャックとのお別れにはちょっと涙が出てしまった)再びシャトルでYHAに戻る。ここに宿泊している日本人が他にもいたので一緒にお茶をした。大学のちょっと早めの卒業旅行に来たとかいう二人組で一人は英語が上手な女の子だった。
ランドリーですっかりしょっぱくなった衣類とタオルを洗濯し、そのままシャワーを浴びる。今夜は近くの大きいスーパーへ行ってみよ。パンケーキももう飽きたし!!
着替えてから外へ出た。昨日はヨソモノ意識で張り詰めた気持ちで歩いた道が今日はすっかり愛おしくなっていた。大型スーパーのウールワースに入る。海外の大きいスーパーって楽しい~!!
商品数も量も豊富、しかも安い!! というか、一人で食べきれるものを探すのが大変だ。
買ったのは2ドルのチーズが入ったパン(6ピース入りで物を大きかったんだけど脂っこかった。。)とリンゴ、ヨーグルトにV8(野菜ジュースで滞在中ずっとお世話になった)、デリで量り売りのコールスロー、そしてTimTam。昨日よりばバージョンアップしましたがそれにしても貧しい感じ。 肉類を眺めていたら、「よし、明日はステーキにしよう!!」と決めた。オージービーフが一人分くらいの量も売られていたのだ。明日は最後の夜だしね。今日は質素ですけど明日は豪華に・・・。
晩ごはんを再びYHAのダイニングですませ、また今夜も10時に就寝・・・。ルームメイトたちは今夜もまたどこかで遊んでいるんでしょう、誰一人いません。
グリーン島へのツアーはそんな数少ないツアーのひとつ。やれ観光客だらけだと珊瑚が汚いなどとさんざん言われているので一抹の不安はあれど、青い海に浮かぶ珊瑚で出来た島という響きはやはり素敵。それに私が生れた宮城県の松島は「日本三景」と謳われている観光地だったが海の汚さは極悪レベル、観光地としてのホスピタリティも最悪だ。それに比べりゃグリーン島は素晴らしいだろうさ。
今、松島は「世界遺産」指定を受けるべく活動しているようだがあの状態では土台無理というもの。しかしいつかは美しい海を取り戻してほしいと願う。世界遺産なんてそんな大層な肩書きなぞいらん。ただただ海が美しく魚は元気で松が綺麗な八百八島がそこにあれば・・・と願わずにはいられない。
さて話が横道にそれてしまった。
朝は7時に起床しYHAのダイニングで今日も朝ゴハン。食器をいくつか拝借し、パンを焼いている間にコーヒーをつくる。あとはヨーグルトにV8。質素だけれど何だか充実した気持ちになる。キッチンには早起きな旅人たちが何人かブレックファーストをそれぞれに楽しんでいた。彼らに「おはよう」と声をかけるとみんな「おはよう!」と返してくれる。こんなつかず離れずなコミュニケーションがまた心地いい。
朝食のあと、徒歩でリーフターミナルへ向った。今日は送迎無し。送迎なぞなくても充分歩ける距離なのだ。
朝のケアンズの町もまったりとしてる。
歩いている途中に昨日のツアーで一緒だった女の子とすれ違う。「あれ、どうしたの?」と聞くと「昨日船の中に帽子を忘れちゃって。でも船にキャプテンがいたからすぐに返してもらえた。」「今日はどこへ行くの?」「車でポートダグラスに行ってみる。」「車借りるんだ、すごいね。」「運転自信ないけどがんばってみる。」「そうか、気をつけて。」「NORICOさんはどこへ行くの?」「今日はグリーン島へ行くよ。」「海好きですね 笑」「そうだね、好きになっちゃったよ。」
彼女達の旅のスタイルもまた素敵だな。私は学生時代その青春のほとんどを芝居に費やしていたため海外に出かけようなんて思わなかったから・・・。
そんなこんなでターミナル到着。グリーン島は人気の観光地ということでたくさんの観光客が船を待っていた。たぶん一人で行く観光客は私ぐらいだろうな。
チェックインの後、時間があったので港をぶらぶら。おっと、軍艦が。
さて、乗船。今日の船はでっかいです!昨日乗ったカタマランの何倍だろう?でも乗る人の数も半端ではない。さすがは観光スポット。
45分ほどでグリーン島へ到着。海にぽっかりと浮かぶ緑の島。青い海とのコントラストを見る人の気持ちは多分全員一緒。
亀のマークがかわいいグリーン島の看板
青い海に亀がゆうゆうと泳ぐ、いつまでもそんな美しい場所であってほしいものです。
島へ降りたあと、どうしようかな~と一瞬迷った。でもレストランがすいていたので迷わず直行。ここは多分後でくると混んでいてタイヘンなことになる予感がしたのだ。
noricoの旅の鉄則は「トイレは行けるときにいくこと。」「食事はできるうちにとること。」「睡眠はとれるうちにたっぷりとること。」である。この三つを守っている限りは旅のストレスは少なく、体調も良いのだ。
ということでゴ・ハ・ン~~~。
ベタなハンバーガー。でも12ドル。さすがは観光地値段。しかもあんまり美味しくはない・・。これもまた観光地ならでは。キッチンのお兄さんが下手な歌を熱唱していたことが忘れられないわ。
食事の後はダイビングショップへ。ここでシュノーケルグッツ等をレンタルする予定。
最近ブログを更新する時間も中々取れません。(その割りにグァムへは行ってきました。しかも一人で・・・・)
9月頭に行ったオーストラリア旅行の話に3ヶ月弱費やしているなんてなんちゅー筆不精。
読んで下さる方がそれほどいらっしゃるとは思えないのですがそれでも何だか申し訳ない感じがします。
さて、グリーン島に話が戻ります。
食事の後、ダイビングショップでシュノーケル機材をレンタルしました。(すっかり海好きに)
ツアー参加者は無料で借りられた気がします。さっそくフィンとシュノーケルも持ってビーチのほうへ。グリーン島には他にもワニ園とかいろいろあるようですがなんと言っても海!! グリーン島も立派なバリアリーフの一部だし、海心を満たしてくれることでしょう・・・。
水がちょっと冷たかったのでワンピースもレンタルしちまいました。ヘタレ。貴重品はほとんど持ち歩いていなかったんですがルームキーと少々のお金を持っていたので砂に埋める。これが一人旅かつ海で泳ぐときの悲しいところ。
紺碧の海。泳がなくてもビーチに寝そべっているだけで癒されます。波も穏やかでまさに絶好のシュノーケル日和。
波打ち際でフィンを履いてゆっくりエントリー。海はすぐに深くなるのでビーチから2メートルくらい離れて泳ぎ出した。水面下を見下ろして10メートルほど泳いでがっかり。透明度も珊瑚の状態も昨日訪れた外洋とは雲泥の差。観光客が多いから海はそんなに綺麗じゃないよ、とは言われていたので覚悟はしていたのですがやはり少し寂しい。
本当かどうかはわからないが、特にアジア人観光客(日本人含む)が増えてからグリーン島の海は汚れ始めたという。たしかに私たちアジア人が海外旅行に積極的に出かけ始めたのって最近だ。他国の文化や自然を「こっちは金を払って見に来てやってるんだ」という意識がどこかにあるのかもしれない。旅はそうであってはいけない。確かに旅行にかかるお金は安くないけれども自国での振舞いや雰囲気を旅行先で求めてしまったらそれこそ高いお金をかけた意味なんかない。 旅行者に現地の空気、文化、自然、人々の生活を邪魔する権利なんか無い。私たちはそれらを少しだけ垣間見させてもらっているだけなのだから。
珊瑚に元気が無いのは海が汚れ始めたということと、地球の温暖化による影響が大きいとのこと。そんな話を聞くと本当にもういてもたってもいられないですね。
この色が年々失われていくなんて寂しすぎる!!!
沖へ向って50メートルくらい泳いでいくと海草と死んだ珊瑚(´д`;)の森を抜け、少しづつ元気な珊瑚ゾーンに入ります。この辺はもう足が海底につきませんし魚影も濃くなってすごく綺麗だった。中々こんな遠くまで泳いでくる人もいないようで、私ともう一人の男の人しかいませんでした。
島での滞在時間は3時間あまりだったので、帰りの船に間に合うよう1時間前に海から出る。わたしにはどうしてももう一つやりたいことがあったのでシャワーを浴びてさっくり着替える。直前に着替えようとするとロッカーがごったがえしシャワーも浴びられなさそうだったので早めの行動です。
着替えたあとお土産屋さんへ行って絵葉書を何枚か購入。ここで家族や友達、そして自分宛への手紙を書きました。グリーン島で手紙を出すと切手代わりにグリーン島のかわいいスタンプを押してくれるのです。
旅先での手紙書きはわたしにとっては恒例行事。国際郵便は帰国のあと旅先が恋しいな、と感じるタイミングで
届くのですご~く好き。旅のことをぐわーーーーと思い出すためには欠かせない行事。
手紙を出したあと、ビーチでボケーッとすごしあとはまた帰りの船に揺られてケアンズ市内へ戻ります。
船が島を離れる瞬間に振り向くと虹が・・・・!!!
またおいで。と言われているような気がしてしまった。
船の中で「ああ、明でケアンズともお別れか・・・・」と思ったらすごくさびしくなってきてしまった。明日はずっと市内でぶらぶらしてようと思っていたのだが・・・・なんだかそれでは気がおさまらないゾ?
わたしがグリーン島で遊んでいる間に本島では雨が降ったようだ。雨上がりの空が美しい。
ケアンズの港に着いて、私はその足で現地のHISに向った。閉店まであと30分しかなかったので走ってしまった。HISのデスクは日本語OKなので話が早い。店に入って開口一番「すいません!明日一人参加で14時にはケアンズ市内に戻ってこれるツアーありますか?!」と代理店のお姉さんに言う。
お姉さんはちょっと驚きつつもいくつかのツアーをサジェストしてくれた。「ホースライディングか・・・泥ガニ掴み取りか・・・・」「う~ん、そんなんじゃなくて海に出られるツアーがいいんだけど・・・」「海ならグリーン島に14:30に帰ってこられますよ?」「グリーン島以外で!!」「ほかのは全部丸一日かかっちゃいますよ?」「そうかぁ~・・・」
「あ。モスマン渓谷というアボリジニの聖地へ行くツアーがありますね。 ガイドさんのお話がすごく感動するみたいですよ。」
モスマン渓谷・・・・・アボリジニの聖地・・・・・
「それに参加します!!!!!」
アボリジニの文化に興味あるわたしには恰好のツアーじゃないか。ざくざくと申し込みバウチャーを受け取り外へ出た。夜の帳がケアンズの町に降りていた。今日はケアンズ最後の夜だけれど、もう一つやってみたいことがあったのでウールワースへ買出しにいく。それはオージービーフでステーキを焼くこと!!
ウールワースで買ったものは150グラムのランプ肉(5ドルくらい、安!!)、V8、ガーリックバター、そしてキッコーマンの醤油、付け合せにデリでコールスローを買いYHAへ帰った。さっそく料理開始。
赤身のランプ肉は固そうだったのでまずは包丁の背で叩いて繊維をバラバラにし、フォークで穴を数箇所あける。ボールにV8を丸ごと一本入れてそこへ肉を漬け込むこと30分。その間にランドリーで下着やタオルなどを洗濯し乾燥機で乾かしつつインターネットルームでメール等のチェック。
30分後にV8から取り出した肉をステーキにする。フライパンを充分に余熱しガーリックバターを入れ溶けきる直前に肉を投入。両面に色を着けたら中弱火にして蓋をししばし待つ。中がミディアムレアになるように焼き上げるが肉の内部にも熱が通るよう心がける・・・。火を消す直前に醤油をさっと入れ一瞬強火に戻し香りを活性化させてできあがりだ。
隣で見ていたオージーボゥイが「旨そうだね」と声をかけてくれた。「まぁね、私、シェフだから。」とわけのわからない嘘をつきながらケアンズ最後の晩餐を。愛着が芽生えたパティオに皿を運ぶ。下ごしらえバッチリのランプ肉の柔らかさは最高でした。うわ、私ホントにシェフになれるんちゃうか?!と思うほどの絶品。中のレア具合もバッチリ。すばらしい。食後のコーヒーを楽しみながらプールで遊ぶ子たちや写真撮影に夢中なチャイニーズたちを眺める。月もいい。何もかも最高。
洗濯も終わったようだし、皿を洗って部屋へ戻った。フランス人少女たちは相変わらず部屋にいなかったがイギリスからきた女の子が化粧をしていた。欧米のバックパッカーの女の子は荷物をパンパンにして何を持ってきているのかと思えば、ちゃんとおしゃれするためのワンピースや化粧道具を大量に持ってくるのだ。ここへ来て彼女とはじめてゆっくり話した。彼女と彼女の友達も次は日本へ行くんだという。大学では経済の勉強をしていて今は学期末だから旅行しているとのこと。「おしゃれしてどこへ行くの?」と聞いたら「ここで会った男の子たちと飲みに行くの」だってさ。「あなたもどう?」と言われたけれど「私、明日はやいから。。」な~んて謙遜してしまった。実際飲みに行っても謙遜しちゃうからね・・。はは。いってらっしゃい。
明日は8時にツアー会社がピックアップにくる。荷物をまとめたらもう11時を過ぎていた。ベッドに入ってまだ賑やかのYHA内に耳を澄ます。英語の楽しそうな声。英語に慣れつつある私の耳。すごく気持ちがいいよ。
おやすみ。
またまたブログの更新が滞っておりました。
一度滞ると中々再開しずらいなぁ。でもやっぱりキッチリ書き上げないとね。
さて、本日ケアンズ最終日。過ごした日々は短かったけれどこの名残惜しさはナンなんだろう?
朝食はいつものテラスで。自販機で2ドルで買うコーヒーにもお別れだ。
8時半にツアー会社のピックアップがあるため8時15分にチェックアウト。ツアーから帰るまでバックパックは預かってもらうことにする。
時間どおりにツアーバスがやってきた。HIS主催だからバスの中は全員日本人。
2組のカップルに親子、おじさん5人組と女子大生5人組。結構な人数。そのなかに私はぽつんと一人だ。
しかし彼らはなぜだか私にとても興味を示してきた。女の一人旅が珍しいのかな?たくさんの質問を受け、「一人旅なんて勇気があるね」という話になる。オーストラリアなんて一人旅の若者だらけの国だよ?と思うんだけどね・・。
バスの運転手兼ねたガイドさんがケアンズの街並を語りながら次第にさとうきび畑の道へ入っていく。果てしなく広がるさとうきび畑。切ない。切ない。
またまたブログの更新が滞っておりました。
一度滞ると中々再開しずらいなぁ。でもやっぱりキッチリ書き上げないとね。
さて、本日ケアンズ最終日。過ごした日々は短かったけれどこの名残惜しさはナンなんだろう?
朝食はいつものテラスで。自販機で2ドルで買うコーヒーにもお別れだ。
8時半にツアー会社のピックアップがあるため8時15分にチェックアウト。ツアーから帰るまでバックパックは預かってもらうことにする。
時間どおりにツアーバスがやってきた。HIS主催だからバスの中は全員日本人。
2組のカップルに親子、おじさん5人組と女子大生5人組。結構な人数。そのなかに私はぽつんと一人だ。
しかし彼らはなぜだか私にとても興味を示してきた。女の一人旅が珍しいのかな?たくさんの質問を受け、「一人旅なんて勇気があるね」という話になる。オーストラリアなんて一人旅の若者だらけの国だよ?と思うんだけどね・・。
バスの運転手兼ねたガイドさんがケアンズの街並を語りながら次第にさとうきび畑の道へ入っていく。果てしなく広がるさとうきび畑。切ない。切ない。
バスは一時間ほど走ってモスマン渓谷へついた。
ここはアボリジニの一部族、ググヤランジ族の聖地だ。それは彼らの居住区中にあり、大切に守られているようであった。普段はここにシャーマンがいて、観光客が渓谷に入る前に精霊に「僕達のお客さんをよろしくお願いします」と祈るらしい。でも今日はお留守とのことで私たちは渓谷の入口前で日本流に手を合わせて精霊に挨拶した。私たちの祈りの横を野生の七面鳥が横切っていった。彼もまたこの渓谷の精霊なのかもね。
ガイドさんがアボリジニの生活様式、哲学、生死観を語りながら森を案内してくれる。例えば彼らに子供が生れるとき、他の女性たちが自分の考えた名前をそれぞれ呼ぶらしい。そして子供が生れた瞬間に呼ばれた名前がその子の名前になるんだそうだ。つまり、子供はその名前を選んで生れてくるのだ。だから彼らは自分の名前をとても誇りに思うんだそうだ。
また彼らはイニシエーションを重要視している。女の子の場合は一度きりだが男の子は大人になるまでに合計9回もイニシエーションを行うんだそうだ。9回のイニシエーションを済ませるとやっと結婚が許されるのが男の子。これは魂のグレードが男は女に比べて低いからなんだそうだ。男性蔑視的な表現に聞こえたら申し訳ないがなんとなく納得する部分がある。感が強く、神や霊魂に対する受容は確かに女性の方が強いし、目に見えないものへの集中力というのも男性より優れていると思う。そうは言ってもやはり精神が成長した男性には敵わないのも女性なんだが。
「今日ケアンズについたばかり」と言っていたツアー客たちがオーストラリアの魔法にかかった顔をしていた。
その証拠に帰りのバス内での妙な一体感。行きのバスは静かなものだったのに帰りのバス内はみんな楽しそうに、そしてお互いが他のツアー客と談笑したり写真を撮り合ったりしたのだ。
かくいう私も東京から来たという税理士さん5人組のおじさんたちにいたく気に入られ、ケアンズ市内で下された時にはゴハンまでおごってもらったのだ。ありがたや~。
モスマン渓谷ググヤランジの森で見た「絞め殺しイチヂクの木。(左)アボリジニが神聖視し、成人の儀式の舞台になります。
アボリジニの若者がディジュリドゥと披露してくれました(右)。なんか、こう、体が熱くなる音なんだな。
ご飯をごちそうしてくれたおっちゃんたち。2ドルコインと5セントコインを見たら「ど~みても5セントの方が価値がありそうに見える!!」と言って支払時に混乱されておりました・・。そう、2ドルコインって小さくてどうしても価値がありそうに見えないんだよね。「2ドルコインは何かっちゅーと使いますから大事にしてください!」とアドバイス。本当にごちそうさまでした。
ケアンズでの素敵な体験を思い返しつつシドニーへ戻る。本当に楽しかったケアンズ。また行きたいよ。
そして帰ってきたシドニー。ああ、なんか都会だなぁ・・。
セントラル駅近くのユースにチェックインし、夜も遅かったので近くのコンビニでリンゴとスープを買いそれを食べる。ユースのダイニングで日本人の女の子が勉強していて、その隣で日本人男子が必死にその子をナンパしていた。男子は女子に「僕は自分探しにここへ来たんだ。英語もそんなに勉強してないけどなんとかなってる」的なことをずっと言っていた。日本人に話しかけているウチはそりゃなんとかなるだろうよ・・・。
探したって自分が自分であると認識したらその途端にすべてがつまらなくなる。
自分の中身が何なのかわからなくて、どれだけ可能性があるのか見当もつかなくて、この世の中にどれくらい知らないことがあるかドキドキして、だからもっと旅がしたいしいろんなことにチャレンジしたいんじゃないか。
ああ、なんか心が覚めてゆく。ケアンズに帰りたい。
そう、私は異国の都会のど真ん中にあってケアンズホームシックにかかってしまったのだ。変だよな。
次の日、街へ出てみた。こうやって見ると世界中のどこにいても都会と呼ばれる場所には差なんてないんだな、とどこか冷めた見方をしている。とはいえ腹は減るので朝ごはんを食べにいく。
なんかこうガッツリ食べたかったので近くのチャイナタウンへ行って朝ごはん。スープと台湾でよく食べた魯肉飯を食べた。おいし~ww
そのあと近くの公園へ。特にやりたいこともなく、公園内の池を見ながらただ過ごす。ああ~ケアンズ帰りたい。海の匂いに満たされたい。なんだか泣きたくなってきた。
しょぼくれていると私の服を引っ張ったヤツがいる。ん?なんだ?見るとでっかい鳥が私の服の裾をひっぱっていた。そいつはなんか「元気だせよ、こっちおいでよ」と言っているようだ(気がした)。
これはマジな体験なのですが、その鳥が飛んでいくほうに歩いて行ってみたら「ホエールウォッチングツアー」のショップに出くわしたんです。ホエール・・・クジラ…世界最大の生き物・・・
それだーーーーッッ!!
私のこのケアンズへの甘い恋心を満たしてくれるのはそれしかないと思った。
私はすぐにツアーに申し込んだ。
ワシの服を引っ張った鳥。さては「ホエールウォッチングツアー」の営業担当なんじゃ・・・。
まぁコイツのおかげで私は元気になりました。
その船で30分ほどの外洋へ出てザトウクジラを見るのだ。
何度見てもシドニーの海岸線は本当にきれい。なんで東京はあんなに汚いのか。
30分ほどすると船はイルカの群れに囲まれた。船の縁にそってピョンピョンと跳ねるイルカはやっぱり素敵!!
このとき私は野生の海で泳ぐイルカをはじめて見たので感動したわ。
イルカの大群に囲まれたのち、船はゆっくりとクジラのいるスポットに停泊。周りにもホエールウォッチングの船が何隻か見えた。
待つこと10分、遠くでクジラの潮吹きが見えた。観客が歓声をあげる。わ~あっちにもこっちにも見える。
クジラのしっぽ、背中。迫力のあるブリーチ!!すごいすごい。
写真撮ろうと思ったんですがうやはり動くものは難しく、ブリーチの写真なんか全くとれない。
私の写真の腕前ではクジラのすごさはさっぱり伝わりませんね。
船にくっついて泳ぐイルカ。かわええのう かわええのう。
1時間ほどでクジラウォッチングは終了。魚心、海心が満たされ満足。寂しい気持ちのまま日本帰るのもいやだったし来てよかったよ~。
サーキュラーキーに戻るとすでに夕方。このあとノーザンテリトリーセンターで無料のディジュリドゥを聞いたりお土産買ったりしてぶらぶら。最終日のディナーは少し豪華にしようと思い、ハーバーブリッジが綺麗に見えるレストランで食事をした。
ユースに戻って荷物を整理。明日は朝の6:00にエアポートシャトルに乗らなくてはならない。夜の10時には就寝。
次の朝5時半に起きてチェックアウト。6時かっきりにシャトルはYHAに迎えにきてくれた。ぶっきらぼうな運転手と早朝でテンションの低い乗客と共に空港へ。あ~なんかもう、旅終わったな。
帰りも大韓航空。チェックインし、さっさと出国。免税店もさら~っと見てゲート内のスタバでお茶。もうここまで来ると特に思い入れもないものね。
定時に飛行機は出発。あ~、さよなら~オーストラリア。
2時間ほどして、ふと外を見る。
あ、ケアンズだ。オーストラリアの北東端の海岸線。そして広がるグレートバリアリーフ。
空から見るとGBRってこんなに大きいんだ・・・
ああ、胸にこみあげてくる熱い気持ち。また来たい。また来よう。
そうだ、次に来るまでにはスキンダイビングを学んでジャックさんみたいに潜れるようになるぞ。
病気治してスキューバダイビングもやりたい。オープンウォーターCカード取ってさ。そうだ、そうだよ。やるぞ~!!
待ってろよ、グレートバリアリーフ。待ってろよ、ナポレオンフィッシュ!!
人生の新しいスイッチが入った場所、オーストラリア。
またね!!
泳げるというのはアレである。2次元にずーっと横に泳ぐのではなく、三次元に。それこそ縦横無尽にイルカのごとく泳ぎまわれるようになりたくて仕方なかった。
ちょうどそのころ、私の友人が「スキンダイビングを習った。」という話をしていた。え。そんなの習えるものなの??さっそく彼女にコンタクトをとる。
友:「習えるよ~。先生紹介するし。」
私:「ねーねー、てかさぁ、あんた動画で見ると縦にグォーッて潜ってるじゃん。あんなの誰でもできるようになるもんなの?」
友:「耳抜きさえできれば大丈夫じゃな~い?」
私:「そ、そうか。でもさ、途中で息苦しくならない?ヤバイな~とかない?死んだりしない?」
友:「死ぬ前に水面に上がってくりゃいいじゃん・・」
そりゃそーなんだけどさぁ・・。
とりあえずスキンダイビングの先生ンとこのHPアドレスと電話番号を教えてもらい、なんだかヘコみながら家路につく。
さらにスキンダイビングの心理状態を作るために映画「グランブルー」を鑑賞するも逆効果だった私。怖い。怖いよ~~こんなの無理だよ~。しぬ。私、絶対に死ぬ。
中々先生のところに連絡も取れない私。でもこのままではグレートバリアリーフで受けた屈辱を雪ぐ機会もない。
よし、ゴールを決めてしまおう。スキンダイビングを実践する場所を用意してしまえばよいのだ。
ダイビングといえば南の島だろう。ABロードで南の島のツアーを検索する。
しかし、南の島といえばどうも、こう、カップルとかハネムーンで行くイメージ。そんな場所へ女一人旅ってどうなんだ?かなり変じゃないのか・・?どうなんだ?
タヒチ、ニューカレドニア、フィジーが候補にあがった。なんとなくハネムーナー以外の日本人があまりいなそうな南国という感じがしたのだ。しかもそんな奴らはきっと高いリゾートホテルに行くだろう。こんなリゾート地にもリーズナブルなアコモデーションがあったりして、そんなところは旅人向けだったりするんじゃないか・・・?
案の定、いくつか安いリゾートホテルも出てきた。むふふ。
この三択をどうひとつに絞ろうか?
まずタヒチ。ものすごーーーーーく行ってみたいけれど単純に高い!!エアチケットだけで相当なもんだし日数的にも辛い。ということでパス。
ニューカレ。なんというか、フランス語圏ってめんどくさそう。そしてスキンダイブよりスキューバダイビングのほうが楽しそうだ。ということでパス。
残った国はフィジーである。言葉は英語でOK。そして、なんとバッパー向けのリゾートなんてのもある。なるほど、オーストラリアやニュージーランドの人々が気軽に行けるリゾートというわけなんだな。さしずめ日本人にとってのグァム、サイパンのようなものだ。そして値段的にもタヒチより、ニューカレより断然安いのだ!
よし!行先はフィジーに決定。しかもフィジーの離島で「いかにも外国人ノリ」という匂いのする島、「ビーチコンバー島」という島に全泊することにした(なんか怖いけど)。今回はSTワールドツアーという代理店で申込。メールの対応がちょっと気に食わなかったが安かったのだ、まあいいだろう。
さ~行先も決めてしまったしあとは南の島で恥をかかぬよう泳ぎの練習をするだけである。
チケット、ホテルを押さえられたことを確認して、スキンダイビング練習に参加をする申し込みをした。
:
:
:
はい、そんなわけでスキンダイビングを猛練習し、懸念していた耳抜きもOKっつーことで泳ぐ準備はOK!!
ついでに齢(よわい)33にしてビキニを購入。
オラオラー!!どこからでもかかってこいやーーー!!
かくして33歳女一人旅、まだ2月、厳寒の成田空港よりエアパシフィックに乗って私はフィジーへ旅立ったのだ。
| 06 | 2026/07 | 08 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
いい年した女が一人で旅する方法とは!?
写真を中心に細かくご紹介しようと思います。
ちなみに風托付とは中国語で「風任せ」という意味です。